マンション管理会社との個人裁判の記録 saiban3

マンション管理会社との個人裁判の記録や、裁判手続きに関すること。

2023-01-01から1年間の記事一覧

裁判3の第1準備書面

裁判3の第1準備書面がだいたいかたまったので、とりあえず書証をプリント。 甲8 裁判1で相手方の管理組合から出された和解についての書面 甲9 被告マンション管理会社の企業理念と行動方針のホームページ甲10 週刊誌のマンション特集での被告が入って…

裁判所からの手紙2

裁判3の期日呼出状が届きました。14日の電話で期日が決まった時に、お願いしたものです。期日請書は2枚も入ってました。裁判2の時は事件番号なども入っている用紙でしたが、今回は記入されてない汎用の用紙でした。このあたりは、書記官による違いがあ…

裁判書類の公開は問題ないか

裁判書類の公開に関して。裁判2はマンションの元理事長と元管理会社担当者を相手に行ってるものですが、裁判書類がマンション総会で配布されたので、プライバシー権の侵害として請求の原因に追加しました。以下、第1準備書面から、個人名ついては修正して…

裁判3の期日決定

裁判3の地裁での第一回期日が決まりました。午前中に地裁に電話して聞いたら、相手の弁護士に手紙で問い合わせ中とのこと。裁判2では原告が先でしたが、別に当事者のどちらに先に聞くかは決まってないのかもしれません。準備書面についても聞いたら、裁判…

裁判所からの求釈明

裁判所から来た手紙は求釈明なので、準備書面で回答します。最初に読んだときは、こちらに対して厳しいかなと思ったのですが、何度か読み直すと初心者向けに細かく確認や指摘をしてくれている内容でもあるようです。 裁判所からの求釈明の概要1.名誉棄損に…

裁判所からの手紙

新年度になったので、裁判所に裁判2と3の期日が決まったか問い合わせをしてみました。どちらも未定ですが、裁判2については先月末に裁判所からの書類を送ったということでした。内容は、裁判官からの質問などで、それへの回答がいつ頃になるのかを連絡し…

準備書面の下書き

地裁に移送された裁判2と3の期日は未定ですが、準備書面の用意はしておこうと思って、とりあえずの下書きを書く。時間を開けて読み直して修正をしていく予定。 裁判3 第1準備書面 6ページ相手の実質的な答弁書である準備書面1に対するものなので、書く…

移送完了

裁判3の地裁への移送も完了しました。先週電話したときは書類がまだ届いていないと言われた裁判3ですが、あらためて確認したら届いてました。事件番号と担当部署を教えてもらいました。担当部署は裁判2と同じでしたが、書記官は別の人でした。前と同じよ…

移送について

マンション管理組合の前理事長と管理会社前担当者との裁判2については、地裁へ電話して調べてもらったら移送が完了して、担当部署や新しい事件番号が決まりました。期日はこれから。去年の裁判1では郵便料を追加納入したので、今回はどうだろうと担当部署…

マンション管理会社との個人裁判で、またも移送

本日はマンション管理会社との裁判の第1回期日が電話会議で行われました。簡易裁判所のいつもの法廷でしたが、当事者席にマイクが置かれたり、傍聴人を入れないようにドアが閉められたりが異なります。開始前に原告席にと言われたのも、普段と違ってました…

簡裁から地裁に移送になったら

今週7日の第2回期日で地裁への移送が決まった裁判2ですが、今後の予定を考えるために、去年の裁判1での移送をふりかえってみます。 1月25日 第2回期日 移送の話がでたが、被告欠席なので確認がある。2月10日 簡裁に電話 被告から異議は出ず、移送…

移送も二度目なら

裁判2の第4回期日に行ってきたのですが、なんと移送になってしまいました。最初の裁判も地裁に移送されて、今度も移送とは。ちなみに同じ裁判官です。 本日の流れとしては、いつものように少し早めに家をでました。電車で、先の電車で具合の悪くなった人が…

週刊誌のマンション管理特集

マンション管理について特集している週刊誌を読みました。去年の週刊ダイヤモンドですが、電子書籍としても売ってたので購入しました。 マンション管理 (週刊ダイヤモンド 2022年 6/4号) [雑誌] ダイヤモンド社 Amazon 読む前は裁判の参考になるかなあと思っ…

理事会参加要請

マンションの人からメールがあり、今度の理事会に参加しませんかと誘われました。新年度で新しく理事になる人たちが引き継ぎなどもかねて、今年度の理事会を見学するのでいっしょにどうですか、ということです。私は新年度の理事でも何でもないのですが、今…

裁判3の準備書面も来た

昼には裁判2の準備書面2が届きましたが、夕方には裁判3の準備書面1も届きました。こちらも速達ですが、期日は再来週なので普通郵便でもよかったような。答弁書が紙1枚の三行答弁だったので、今回が始めての反論ですが乙号証はなく、準備書面のみで5ペ…

被告準備書面2

来週に裁判期日があるのに相手方の準備書面が来ないなあと思って裁判所に電話したら、裁判所には届いてるとのことでした。お昼ごろに速達で届きました。準備書面2です。 中身をざっと見たところ、こちらの第1準備書面に反論してない部分がわりとありました…

裁判の取り下げは相手の同意が必要

裁判を起こした場合に、判決や和解以外の終わり方として、取り下げがあります。初めてやった裁判1では、この取り下げを選びました。 saiban3.hatenablog.com 取り下げするには裁判所に取下書を出すのですが、被告の同意も必要です。これは民事訴訟法第26…

初めての裁判

裁判2も3も3月までないので、はじめてやった裁判1のふりかえり。 相手方はマンションの管理組合で、請求は大規模修繕に関連した金銭請求と、名誉毀損の賠償請求です。裁判のまえに民事調停をやって、そのときは名誉毀損は無かったのですが、調停をやって…

裁判3の答弁書

裁判所には昨日とどいていた答弁書ですが、朝ポストを見たら入ってました。代理人は予想通り、裁判2と同じ弁護士で、今回も事務所総出で4名の名前が書いてありました。 saiban3.hatenablog.com 答弁書は3行答弁で、裁判2では2ページだったのが今回は1…

裁判3の期日延期

マンション管理会社との裁判(以下、裁判3とする。)ですが、来週に第一回期日の予定が延期になってしまいました。代理人から答弁書がでてきたのですが、追って答弁するのいわゆる3行答弁で、ちゃんとした答弁がでてからの方がいいだろうみたいなことで、…

裁判2の第3回期日

マンションの前理事長と管理会社の前担当者を相手方とする裁判の第3回期日が終わりました。こちらから出した第1準備書面を陳述して、次回期日を決めて終わりです。次回は3月で、5週間後です。前回から今回も5週間でした。今回も相手方は弁護士2名が出…

相手方複数に同じ弁護士

今やってる裁判2は、個人2名が相手ですが、代理人弁護士は同じです。そこで、準備書面にはこんなことを書きました。 両被告に同じ代理人が付き、答弁も同じ書面で行われることになったことは、原告にとっても別々に書面を送らなくてすむというだけでなく、…

訴訟費用は被告の負担とする、は書かなくてもいい

訴状の請求の請求の趣旨には、「訴訟費用は被告の負担とする」というのが必ずといっていいほど書かれています。これは、そういう判決が出ることを求めているのですが、実は書かなくてもいいみたいです。 訴状で、請求の趣旨に「訴訟費用は被告の負担とする」と…

よって書きは無くてもいいの?

訴状の最後に、「よって、原告は、被告に対して……賠償金○○円の支払いを求める。」のような、よってで始まる文が書かれることが一般的です。 misaki-institute.com 実務上はこの通りで、自分で書く訴状にも、このよって書きを結語として書いてますが、実は法…

訴額と印紙代の節約

裁判では相手に請求する訴額によって、必要な収入印紙代が変わります。10万円までなら1000円ですが、たとえば1100万円請求するときは印紙代は5万3千円です。 裁判手数料の表 https://www.courts.go.jp/vc-files/courts/file3/315004.pdf 裁判を…

書面の送付方法

裁判の書面を送る方法について。最初に訴状を出すときは、裁判所に直接持っていきます。出す前にも一度持っていって見てもらってます。そこで指摘された箇所を修正して、正と副の訴状と書証などと収入印紙と切手を持って提出します。 準備書面は郵送すること…

弁護士がいっぱい

管理会社相手の裁判3ではなく、個人相手の裁判2の話。個人相手なので、請求額は控えめに2万円にしました。裁判は金銭請求が原則なのですが、原告の気持ちとしては必ずしも金銭だけが目的ではありません。一応は一部請求にしてありますが。 この2万円の請…

相手に求める謝罪文を自分で書くの?

裁判で相手に謝罪文を求めるときに、訴状の別紙として謝罪文を出すことがあります。普通に考えて謝罪文を求める原告が何で謝罪文を書かなければいけないんだと思うのですが、この原告が謝罪文の見本を書いて出すというのは裁判では一般的なことのようです。…

謝罪文の訴額は160万か10万か

裁判で相手に謝罪文を求めるときの訴額について。 まず160万円だとする説について。これは非財産上の請求であるのでという理屈です。 ※ 非財産権上の請求や,財産権上の請求であっても算定が極めて困難なものに係る訴えについては,訴訟の目的の価額は160…

何で裁判するのか?

そもそも何で裁判するのかというのと、他の方法について。裁判とは、紛争を解決するための手段の一つで、他に調停や支払催促というのがあります。 簡易裁判所のパンフレット 06_リーフ簡易裁判所を利用される方_表面 個人的にやったことがあるのは調停と裁判…