2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
マンションの前理事長と管理会社の前担当者を相手方とする裁判の第3回期日が終わりました。こちらから出した第1準備書面を陳述して、次回期日を決めて終わりです。次回は3月で、5週間後です。前回から今回も5週間でした。今回も相手方は弁護士2名が出…
今やってる裁判2は、個人2名が相手ですが、代理人弁護士は同じです。そこで、準備書面にはこんなことを書きました。 両被告に同じ代理人が付き、答弁も同じ書面で行われることになったことは、原告にとっても別々に書面を送らなくてすむというだけでなく、…
訴状の請求の請求の趣旨には、「訴訟費用は被告の負担とする」というのが必ずといっていいほど書かれています。これは、そういう判決が出ることを求めているのですが、実は書かなくてもいいみたいです。 訴状で、請求の趣旨に「訴訟費用は被告の負担とする」と…
訴状の最後に、「よって、原告は、被告に対して……賠償金○○円の支払いを求める。」のような、よってで始まる文が書かれることが一般的です。 misaki-institute.com 実務上はこの通りで、自分で書く訴状にも、このよって書きを結語として書いてますが、実は法…
裁判では相手に請求する訴額によって、必要な収入印紙代が変わります。10万円までなら1000円ですが、たとえば1100万円請求するときは印紙代は5万3千円です。 裁判手数料の表 https://www.courts.go.jp/vc-files/courts/file3/315004.pdf 裁判を…
裁判の書面を送る方法について。最初に訴状を出すときは、裁判所に直接持っていきます。出す前にも一度持っていって見てもらってます。そこで指摘された箇所を修正して、正と副の訴状と書証などと収入印紙と切手を持って提出します。 準備書面は郵送すること…
管理会社相手の裁判3ではなく、個人相手の裁判2の話。個人相手なので、請求額は控えめに2万円にしました。裁判は金銭請求が原則なのですが、原告の気持ちとしては必ずしも金銭だけが目的ではありません。一応は一部請求にしてありますが。 この2万円の請…
裁判で相手に謝罪文を求めるときに、訴状の別紙として謝罪文を出すことがあります。普通に考えて謝罪文を求める原告が何で謝罪文を書かなければいけないんだと思うのですが、この原告が謝罪文の見本を書いて出すというのは裁判では一般的なことのようです。…
裁判で相手に謝罪文を求めるときの訴額について。 まず160万円だとする説について。これは非財産上の請求であるのでという理屈です。 ※ 非財産権上の請求や,財産権上の請求であっても算定が極めて困難なものに係る訴えについては,訴訟の目的の価額は160…
そもそも何で裁判するのかというのと、他の方法について。裁判とは、紛争を解決するための手段の一つで、他に調停や支払催促というのがあります。 簡易裁判所のパンフレット 06_リーフ簡易裁判所を利用される方_表面 個人的にやったことがあるのは調停と裁判…
裁判を起こすときに裁判所に出す書類として、訴状の他に証拠としての書証を出します。法律上は口頭での契約も有効なのですが、裁判で証明するには何か書類があった方がいいわけです。また、裁判の前には、相手に書面でこちらの請求を出すことが一般的で、こ…
マンション管理会社との裁判(以下、裁判3)の訴状の項目だけを公開します。何で裁判3なのかというと、相手方は違う別の裁判1と2があるからです。 訴 状第1 請求の趣旨1 ここに判決として求めることを書きます。2 たとえば、「被告は、原告に対し、金…
訴状の項目などについて。はじめて訴状を書くときに悩んだことは、請求の趣旨に第1を付けるかどうか。訴状の項目は、公文書の様式と同じで、一番上の項目が第1、第2で、その下が1、2、のようになっています。 www5d.biglobe.ne.jp また、訴状の項目とし…
裁判を起こすには訴状を裁判所に提出する必要があります。訴状の書き方や見本は、裁判所や弁護士が公開しているものがあるので参考にするといいでしょう。 自分で訴状を書くときに疑問に思ったことを書いていこうと思います。 第一 訴状の枠について 訴状の…