マンション管理会社との個人裁判の記録 saiban3

マンション管理会社との個人裁判の記録や、裁判手続きに関すること。

裁判5の第二回期日

裁判5の第二回期日がありました。弁論準備です。
書記官室のカウンターで受付して待合室で待っていると、裁判官が呼びに来ました。相手方の弁護士も来ていました。白髪まじりで、たしかボス弁ではない人。
被告側の準備書面1が出ていたので陳述して、次はこちらが反論の書面を書くことに。
次の期日は約一か月後。終わった後に、ウェブ期日ではないのですねと裁判官に聞いたら、希望があれば検討するけど対面がいいみたいな雰囲気だった。

裁判後に過料の通知書を提出。これはマンション管理組合総会の議事録が出ていないことに対するもの。事前に調べたところ、担当するのは破産などをやってる大きな部署で、ワンフロアに一つの部署でした。過料は非訟事件なので、端の方にある非訟と書いてある受付に行って提出。あまり無いことなのか、中で切手はいらないのだっけとか話してました。進展については原則として教えてくれないのですよねと質問したら、まあ可能な範囲で答えるかもといった感じ。

午後は高裁に行って裁判3の控訴理由書の提出。地裁で聞いたら対応部署は不明で、高裁で聞いて欲しいとのことだったので、最初は総合受付に行きました。そこで調べてもらって、ワンフロア下の対応民事部に行って提出しました。対応したのは新人みたいで、今後の流れを質問したら、後に聞きに行ってました。裁判所から期日に関する書類が送られてくるようです。

午前中の地裁では、珍しく入口で人が並んでて、中にも警察官や記者が何人かいて、何だろうと思いました。特に傍聴券とかは出てないみたいで、何のためだったのかは不明。行政訴訟は2件ほどあったみたいです。

傍聴したのは建物明渡しとその反訴について。裁判官と書記官はともに女性で、原告は時間ギリギリにきた男性弁護士で、被告は男性で本人みたいでした。
次回は弁論準備みたいでしたが、被告がウェブ会議についてわかってないみたいで、裁判官と原告代理人が説明してました。
次にある予定の雇用確認事件は、誰もこないなと思ってたら、やらなくなったみたいでした。

高裁も雨の中、垂れ幕をもって集合写真を撮ってるグループがいました。入り口ではわりと並びました。

 

控訴状と訴訟告知

19日に判決があった裁判3の判決を受け取ってきました。余った切手も受け取りました。新しい裁判は、切手ではなく現金納付でやるつもりですが、この前の上告の時のように切手でと言われることもあるかもしれないので、使うこともあるかもしれません。
そのまま控訴状を提出しました。謝罪文の請求を無くして金銭請求だけにしたので、印紙代は3000円です。受付はとくにもんだいなく、郵便料も納付して完了。

裁判5の訴訟告知もしました。管理組合が相手ですが、管理会社も関係あるので訴訟告知。提出の時に代理人について聞いたら、まだ正式な書面はでてないとのこと。答弁書と一緒に、代理人の予定であるとの連絡はあったようです。

帰宅後に、理事長に訴訟告知書の写しを手渡し。先週の総会で書類をポストに入れるのはけしからんと言われてしまったので、今後は手渡しでいきます。管理会社へはメール。

傍聴も1件だけ。帰る前に掲示を見たら、ちょうど10時30分からの行政訴訟があったので、502号法廷に行きました。傍聴人は10人位。
原告側3人で、被告の県は5人。裁判官も3人の合議体でした。内容については被告提出の別紙の修正を口頭でやったのと、原告の提出書類を連休前か後か話したくらい。書面は5月7日で、期日は差支えが多発しての29日10時から。

 

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裁判5の第1回期日

マンション管理組合に対し総会決議無効の確認を訴えた裁判の、第1回期日がありました。答弁書は裁判所に届いてるとのことだったので、少し早めに受付に行って受け取りました。電話で聞いたときはファックスで送られてきたとのことだったのですが、受け取った答弁書はハンコが赤かったので、後から送付されてクリーンコピーかもしれません。ワープロで作成された1ページの答弁書で、裁判3の答弁書から弁護士名を抜いたような感じなので、作成者は同じかなと思いました。正式な依頼は今週末の総会で依頼する議案が可決されてからだとして、連絡はとってるのでしょう。

裁判官は女性で、書記官は男性。陳述の時に立ったら、そのままでいいみたいなことを言われたので、わりとフランクな印象でした。次回は相手に弁護士が付いて答弁書が出てくる予定で、それに合わせて4月の終わりごろ。弁論準備だから、電話かウェブになりそう。

自分の裁判の前に3つあったので、傍聴しました。3つとも建物明渡請求で、原告は違ってたはずですが代理人は同じ人でした。被告はどれも答弁書を出さずに欠席で、結審してました。3つ目は公示送達だったようです。

今日は、はじめて入口の金属探知機に反応してしまいました。手持ちの探知機で調べた結果、ベルトのバックルが反応したみたいです。このベルトは裁判の時はやめておこうと思いました。

 

高裁判決の受け取りと、上告受理申立書の提出

高等裁判所に判決の受け取りなどのために行ってきました。

裁判所の前でのぼりをたててビラを配ってる人らがいたので、ビラを受け取る。労働裁判みたいで、本日証人尋問があるみたい。

地下の郵便局で2千円の収入印紙を購入。上告受理申立書に使うため。

16階で判決を受け取る。郵便料の余りの返金で、少し待つ。待ってる間に、判決文を読む。納入時にもらった紙があったので、見せる。

17階で上告受理申立書を提出。郵便料は現金でと思ったのだけど、切手が望ましいみたいで、郵便局に行って買ってくる。上告のセット5800円と追加1名の2520円のセットで、合計8320円。

同じ階の反対側で郵便料の返金をしてもらう。6554円戻ってきたので、1446円使ったのかな。

 

裁判所のホームページだと、郵便料は現金が望ましいみたいに書いてあったきがするけど、窓口では切手の方がいいみたいに言われました。裁判所の地下の郵便局は、切手がセットで売ってるので便利。

 

行きの電車は、反対側で傘が電車と接触したトラブルがあった影響で、何度か止まったり徐行したりしてました。帰りもその影響で、ダイヤが乱れてるとのアナウンスがありました。乗り換えた横浜線も5分ほどの遅れ。

 

裁判3の結審と、裁判5の訴状

マンション管理会社との裁判3が行なわれました。弁論準備ですが、今回は書記官もいます。待合室にも書記官が呼びに来ました。前回の期日で呼ばれた被告代理人も来ています。裁判2の控訴審ではボス弁と2人でしたが、今回はひとりだけ。
原告から出した尋問申請は却下されました。これは原告にとって不利な心証かなと思いましたが、特に反応せずにわが身を押さえることができました。
そこから口頭弁論に移行します。場所はそのままで、大きなテーブルのある部屋ですが、法廷としても使えるようです。書記官と裁判官で弁論の更新がどうとかという話をしながら、こちらにも確認を求めてくるので、陳述しますとかハイとか言ったりします。
結審するようなので、最後に被告に和解の気持ちが全くないか聞きました。念のためと、控訴審や他の裁判で活用するかもというのもすこしあります。

結審して判決は3月。来なくてもいいことの確認や、電話で主文を聞きますなどと言って退室。

裁判5の訴状も出しました。時間的にはこちらが先。11日に見てもらったのと同じ男性に受け付けしてもらいました。印紙は1万3千円で、もしかしたらもう1万3千円かかるかもと前と同じ説明を受けました。切手ではなく現金で6千円を納付。前にもやったことがありますが、用紙に名前とかを書くのはわすれてて、受付で書きました。
帰宅してから、マンションの理事長に訴状出したよと知らせるメモを書いて出しました。そしたら少しして家に理事長がやってきました。いわく、返答については準備してたのに、どうしていきなり裁判とかにするんだ、みたいなことを言われました。こちらからは、12月に書面で出して、これまで何も返答が無いので、書いてあった通りに裁判するよ、言い分は紙で裁判所に出せば話し合いもするよ、みたいに返答。
管理会社にも訴状を出したことをメール。

 

 

 

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裁判5の訴状確認

マンション管理組合の総会決議無効を求める裁判5の訴状を裁判所に持って行ってみてもらいました。前に簡易裁判所で見てもらった時は、かなり時間をかけてじっくり見られてのですが、こんかいは受付でざっとみる感じでした。これは簡裁と地裁の違いなのか、個人差なのかどっちでしょう。
確認したかった訴額については、はっきりしたことは出してみないとわからないとのことでした。総会決議無効という確認の訴えなので、訴額は160万円になると思ってたのですが、無効を求める総会が2つなのでもしかしたらそれぞれ160万円で320万円になるかもしれないと言われました。とりあず160万円で出して、言われたら追加で出すことにします。

傍聴もしてきました。10時からの本人尋問で、なんと17時まで。原告が多い集団訴訟みたいです。令和5年(ワ)239号と989号と、2つの裁判が併合されてるみたいです。
裁判としては江の島の海の家に関するもののようで、新しい場所に豪華な施設を作りますと宣伝した被告に勧誘されたりネットから申し込んで出店した人たちが原告みたい。
午前中は原告3人の尋問があり、午後も続くようでしたが、午前で帰りました。
原告1は若い女性、原告2は長髪を後ろで結んでる若い男性、原告3は白髪の中年男性でした。他はわかりませんが、傍聴席に座ってたのが他の原告かもしれません。
原告代理人は、若い眼鏡の男性と中年男性の2人。若い方が主に尋問してました。
契約時の説明で海上アスレチックがあるといったのに無くなったり、工事が遅れたりといった問題があり、錯誤による契約無効を主張したいのかなという感じ。
被告代理人はメガネの若い男性2人と、斜め後ろに座る中年男性。中年男性は尋問に参加してなかったので、もしかしたら被告本人かも。
被告側は、バーカウンターやラウンジ等は契約書には書いてないので関係ないという主張みたい。法的責任なのか道義的責任なのかどっちだというのをしきりに質問してました。
裁判官からは、海の家がオープンしていた期間などについて質問がありました。途中でやめた店もあったようで、やめようとは思わなかったかも聞いてました。裁判官は若めの男性で、書記官は若い女性。他に職員はいなかったので、録音は書記官がやってるんでしょうか。前の別の尋問では、同時に話さないように何度か注意されてましたが、こんかいはそういうのはなくスムーズでした。

 

はじめての高裁期日と結審

裁判2の控訴審の為に霞ヶ関に向かいます。早めについたので、裁判所向かいの郵便局に行こうと思ったのですが、わからなかったので裁判が終わってから裁判所の地下に行きました。

自分の裁判は11時30分からですが、11時から別の裁判があったので傍聴しました。交通裁判みたいで、控訴したのは原審被告で、被控訴人が原審原告とややこしいタイプ。前にも事故をやっていて、その時に修理していなかったのではというのが控訴人の主張のようです。ただ控訴人の主張もむなしくあっさりと結審しました。ここまで5分位。裁判長は女性で、他2人は男性。

自分の番まで時間があったので、出頭カードに〇をしてから、一度外にでました。控室に行ってみたけどやることもないので法廷に。先ほどと同じ書記官に場所を確認して座りました。原審原告で控訴人なので原審と同じ左側です。
傍聴人は、同じマンションの人が3人きてました。弁護士は原審と同じ2人。裁判長は先ほどと同じ女性で、外2人は同じかどうかは不明ながら男性。
自分の裁判も先ほど傍聴したのと同じく、書類の陳述をしてすぐ結審。本人尋問の申出をしていたのですが、却下されました。認められていれば控訴人有利かなと予想してたのですが、却下なので原審踏襲かも。判決は2月。

約5分という短い裁判でしたが、裁判長から控訴状のミスの指摘がありました。控訴の趣旨で原審のまま「被告らは、原告に対し」としてしまったところを、被控訴人と控訴人のことですねと確認されました。

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帰宅してから昨日見つけた裁判例を元に、11月の総会議決は無効ではという書面を理事長に出しました。議案は、本控訴審の相手方組合員の弁護士費用を管理組合が負担するというもの。昨日見つけた判決だと、管理組合の通常業務ではないので普通決議ではダメで全員の承認が必要なところやっていないのは瑕疵にあたるので決議無効をいうことでした。裁判が終わってもまた裁判の予感。