マンション管理会社との個人裁判の記録 saiban3

マンション管理会社との個人裁判の記録や、裁判手続きに関すること。

裁判3のウェブ会議

今日はマンション管理会社との裁判がありました。前回と同じくウェブ会議です。
待合室で待ってると、書記官ではなく裁判官が直々に呼びに来ました。たしか前回もそうだった気がします。

会議室みたいな大きな机のある部屋で、裁判官の向かいにすわります。被告はディスプレイの向こう側ですが、こっちの席からは見えません。

まず被告の陳述で、準備書面の2と乙1号証の確認をします。

次は原告のターン。まず準備書面2に、原告第2準備書面派の反論とあるが、第1へはないのかを聞きます。これはあまりダメージを与えられなかったようで、裁判官も、反論への反論になるから無くてもいいのかなみたいなことを言いました。ただ、被告に何か言うことがあるか検討してみるようにも言ってたので、まずまず。

次に乙1号証について。管理組合と管理会社の管理委託契約書なのですが、理事長名が黒く消されている理由を聞きました。これは裁判のなかで、原告の書面をマンション総会で開示したときには消しは無かったぞという意図を含んでいます。
これは裁判官に、ちょっと条件がちがうからねえみたいに言われて、ほぼノーダメージみたいな感じ。

さらに契約日が今年の5月の最新版だったので、これじゃ裁判で争ってる時点より後じゃないかと言って、これはわりとダメージが通った感じ。裁判官も被告に、必要であれば前の契約書を出すことも検討するようにとのことでした。

あとは次回期日の前に原告から書面を出す日を決めてから、期日を決めました。

自分の裁判の前に、他の裁判も傍聴しました。

傍聴1:金銭請求で、原告被告のどちらも代理人らしき男性。裁判官から利率についての質問がでて、契約書が無いのかも聞いてました。次回までに、原告が契約書を出して、被告が認否する。分割払いについても裁判官が原告に聞いて、話し合いには応じるとのことだったので、話し合いになるみたいです。

傍聴2:賠償請求で、被告が滋賀県でした。原告は2名のようでしたが、男性1人のみ出席。被告は弁護士らしき2人。
原告らが警察の取り調べをうけたようで、取り調べをうけたことと、警察官の対応についての賠償請求みたいです。原告が本人訴訟だからなのか、裁判官の説明が丁寧で、裁判進行も被告準備書面がでて期日にするか、原告の反論書面を待っての期日にするか聞いてました。被告の準備書面に1.5か月欲しいということで、被告の反論書面は12月末頃まで、次回期日は来年1月になりました。

傍聴3:同じ部屋で続けて原告被告のどちらも外国人の裁判が始まったのですが、これは傍聴しませんでした。